Share on Facebook
Post to Google Buzz
Share on LinkedIn

 

━━━「トラ男」とはどの様な団体ですか?

 

まず、トラ男とは、「トラクター×男前」で「トラ男」です。分かり易い活動としては、あきたこまちのインターネット通販※1を行っているのですが、それだけではなく、イベントの開催など、秋田と東京を繋ぐ幅広い活動を行っています。

※1 あきたこまちのインターネット通販
http://www.torao.jp/ec/products/list.php?category_id=1

 

━━━活動のきっかけは?

 

1年半程前の大学院時代、WEBデザインの勉強をしていたので、自分の持っているスキルで秋田に何かできないかと考え始めたことが始まりです。

本格的に秋田にどの様な問題があるか考え始めると、人口減少、少子高齢化、自殺率…という多くの問題を抱えていることが分かりました。逆に、秋田の強みは、「秋田美人」、きりたんぽ…など色々ありますが、やはり一番は「あきたこまち」、米の生産だと。食料自給率は174%にもなるんです。

しかしその強みも、これから先、10年、20年後には、少子高齢化から生産者がいなくなるという大きな問題を抱えていました。であれば、若手農家を増やすこと、若手農家のモチベーションアップを図ることが今必要じゃないかと。

 

━━━ご実家は農業をされているのですか?

 

いいえ、農家ではないので実は全く農業が分からなくて。2010年5月から3ヶ月かけて、約100人の農家にヒアリングに回りました。半数の50人は30歳程度の若手農家、また半数は高齢層の方に、やりがい、大変さ、1年間の農作業について、生産の仕組み、収穫量、 収入など、根本的な話を聞いて、米の生産について学びました。

ヒアリングを通して、「様々な農家が生産した米が混ぜられて販売されている」という状況に、今表に見えている問題よりも深い問題を見出しました。農家が生産した米は、JAで集めて混ぜられ、スーパーなどに出荷されます。しかし、100人の農家がいれば、100人通りの生産へのこだわりがあります。それが、混ぜられてしまっては意味がない。その問題を解決したいというところから、トラ男の活動が始まりました。

 

━━━就職はせず、活動を始められたのですね。

 

東京での就職が決まっていたのですが、このプロジェクトを行うために断りました。東京で2,3年働いて秋田に帰っても何もできないのではないかと。だったら失敗してもいいから自分でプロジェクトを立ち上げてやってみようと思いました。

 

━━━トラ男はどの様に立ち上げたのですか?

 

まず北秋田市をピンポイントターゲットとして、若手農家を口説きました。初対面の人へのアプローチでしたが、熱意と問題意識に共感してもらうことができ、農家3人をメンバーとして活動を開始しました。10月には、トラ男の活動を知って連絡をくれた若手農家がさらに1人、メンバーとして加わる予定です。

 

━━━秋田に戻らず、東京で活動を始めたのはなぜですか?

 

東京でしかできないことがあると思ったんです。秋田と東京のパイプとなって、秋田を発信するための人脈作りをしようと。

秋田の中で販売するのは大変だし、秋田の中で米を売りあっても意味がない。秋田の外、東京で米を買ってもらって、お金が秋田に入ってくるという仕組みを作る必要があると考えました。なので、私が、東京にいるということと、デジタルに強いという強みを活かして動いています。


1 2 3

No Responses to “#005 武田 昌大 氏
秋田県出身 /「トラ男」プロデューサー”

This post has no comments yet.

Leave a Reply