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━━━どの様な活動をされていますか?

 

月に1度イベントを開催しています。私の一番の目標は、「生産者と消費者をつなぐ」というところにあります。生産者と消費者の間は、非常に遠い、果てしなく遠いので。その距離を、どうにか近づけられないかと。そこにソーシャルメディアが使えると考えています。加えて、体験を通してリアルに経験してもらうために、イベントを開催しています。

 

━━━例えばどの様なイベントを開催されているのですか?

 

「おむすびなう」というイベントを、新米が採れる時期に千代田区の「3331」スペースで開催しました。内容は、私たちが秋田の新米を用意して、参加者におむすびの具を持ってきてもらい、握ってもらって、食べてみてもらうというものです。Twitterで呼びかけただけだったのですが、台風の中、初めてのイベントで10人を超える方に参加していただきました。参加された方からは、秋田行ってみたい、また食べてみたい、お米を買ってみたい、という感想をいただき、大成功でした。

その日に参加した農家のトラ男メンバーである1人は、交通費は彼の自費で、そのイベントで提供する米を持って秋田から出てきました。彼ら農家は作っているお米には自信があっても、普段目の前で消費者にお米を食べてもらう機会がないんです。何て言われるか分からない、反応を見ることがないわけで。イベントを通して、「美味しい」と言ってもらえることで、非常に大きな感動を受けることができました。

「八百屋なう」というイベントでは、八百屋でお米を販売するという、実験的販売を行いました。リアルなコミュニケーションを採れる場で売るのはどうだろうかと。目標販売数は達成することができましたが、効率はよくないということが分かりました。やはりやってみないと分からないですね。

その他、「green drinks」という団体とコラボレーションして、「東京鍋 VS 秋田鍋」というイベントを行いました。お米を食べてもらえて、トラ男の告知ができるイベントであれば、積極的に色々なイベントに参加することにしています。

 

━━━どの様なことで苦労されましたか?

 

苦労しかないですねぇ(笑)その中でも一番は、農家にソーシャルメディアを使ってもらうことです。トラ男たちがtwitter、ブログの更新をしてくれなくて。最初のころ、twitterはお客様と直接つながってコミュニケーションのとれるものなんです!と言ってもなかなかイメージしにくく、彼らには伝わりませんでした。

しかし、わからないながらもトラ男たちは一生懸命取り組んでいます。最近ではフォロワーも増え、コミュニケーションの面白さを肌で実感し始め、つぶやきも増えました。今でもつぶやいてもらうことにはなかなか苦労しています(笑)

でもその様な中でトラ男メンバーの1人が、秋田の若手農業者が営農活動や農業経営への取り組みや考えを発表する秋田県ウィンターフォーラムという大会で、この活動について自分の言葉でプレゼンしてくれ、更に優秀賞に選ばれたことは、非常に嬉しかったですね。

 

━━━今年の目標は?

 

今年は多くのお客様にトラ男を知って頂くことを目標としています。去年はスタートしたばかりで販売できるお米の量も少なく、多くの人へお米を届けることができませんでした。今年は僕が1人でも多くの人に想いを伝え、トラ男について知ってもらい、お米を買って頂けたらいいなと思っています。

 

━━━武田さん自身は今後、どの様な活動をされていきたいですか?

 

まずは、トラ男の活動を通して秋田を元気にしたいですね!そしてその後はトラ男のように頑張っている全国の生産者の方々と消費者の方を直接つなぐお手伝いをしていけたらと思っています。
東京、秋田以外、色々な場所に住み込んで、2拠点居住を超えた暮らし方をしていくのもいいですね。

 

 

「『トラ男』の由来は、『虎柄男』ではなく、『トラクター×男前=トラ男』なんですよ」という言葉で一同の笑いを誘った武田さん。農家が笑う明るい秋田を全国に発信したい、という明るく熱い夢を持つ彼は、正に秋田、日本の未来を背負う「男前」だ。

<writer : 木村まり>

トラ男
http://www.torao.jp/

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秋田県出身 /「トラ男」プロデューサー”

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