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【New 2012/7/9 upload!】

 

 「故郷孝行を考える」

その語り口調は独特で、印象としてはチャキチャキの姉御肌。思い立ったら行動に移し、周りも巻き込んでいくという田中さん。彼女が率いる山形出身の女性のネットワーク「Girls Loves Yamagata(ガールズ・ラブズ・ヤマガタ)」通称GLYのことを中心に、地元山形を応援する活動の真意を語ってもらった。

 

———山形を出たきっかけは?

 

仙台の大学を出た後、山形で車のディーラーに就職しました。でも、そこでの仕事は、私が求めていた「営業」職とギャップがあって。自分が何をしたいのか分からない自問自答の1年間を経て、どこに行っても繋がりがある地元が少し嫌になり、保守的な山形の文化を抜け出したいと思うようになりました。 地元で良くあるのが「何中?何高?」という会話。一生懸命何か繋がりが無いか探そうとして「じゃあ、誰知ってる?」って尋ねることがあります。今はそうでも別にいいんですけど、当時はみんな口を揃えて言うのに違和感を感じていました。そこで繋がりの無い東京へ出ようと決めました。一度行こうと思ったら止まらなかったんです。そういう性格で(笑)

 

———その他にどんな性格ですか?

 

学校のイベント、地域のお祭りなど、人が集まっているのが好きで、昔から自分から何かをするのが好きでしたね。でも自分一人で前に出たいって言うよりは、人と何かしたいタイプ。 一人でアイデア出しもできるんですが…人と話して、空想話とかどうでも良いことでゲラゲラ笑っている時に、ポンポンポンと話が展開してってアイデアが出る、そんな瞬間が好きです。

 

———早速ですが、GLYの活動内容を教えてください

 

GLYはGirls Loves Yamagataの略で、その名の通り山形を愛していて、「山形をおもしろくしたい」「東京にいるけど、山形とつながりを深くしたい」「山形出身の自分が夢を叶えて有名になる事で、山形をもっと有名にしたい」「山形、もっと盛り上げったい!」という思いを共有する女性と男性が結束した団体です。主に、山形と関わってアクションを起こしたい若者同士がつながる交流の場を定期的に設けています。活動場所は、山形県内と首都圏で行っているのが特徴で。山形県内では主に山形美人塾と銘打ち、山形の美人を育成する活動を行ったり、伝統芸能である花笠パレードに若者団体として参加して祭りを盛り上げることをしています。東京においては、山形の故郷の味である“芋煮会”※1を開催するなど、食や観光に関する山形の魅力をPRする活動を行っています。

※1 芋煮会…日本の主に東北地方で行われる季節行事で、河川敷などの野外にグループで集まり、サトイモを使った鍋料理などを作って食べる行事である。(引用:wikipedia)

 

———GLYを始めるきっかけとは?(その1)

 

GLY結成については、“やまのべ会”という同世代の山形出身の女性が10人ぐらいで集まっている団体に話を持ちかけました。この“やまのべ会”は今から5、6年前の私が東京に就職する際に、既に東京に住んでいた山形県出身の女子を集めて名付けた女子会のことです。古くからの友人で毛色の違いも無く、仲が良かったので、せっかく東京にいるから、ということで月に1回か、2ヶ月に1回飲み会を開催していたんです。 そして、そのやまのべ会と言う女子会の二次会の席で、私が今のGLYの活動である地元孝行をやろうよって管を巻いて話をしていたようです。あんまり記憶ないんですけど(笑) 地元孝行をなぜやろうと思ったかっていうのは「(倅)セガレ」※2という団体を知ったからなんです。彼らは親孝行、地元孝行をコンセプトに農家の息子娘が実家の物を東京で売っているという活動をしているのですけれど、 その立ち上げメンバーの一人が山形出身だったので興味を持ちました。 で、私もその地元孝行という言葉に引っかかって、是非参加したいと思ってコンタクトを取っていたののですが、タイミングが会わなかったのと、実家が農家ではないのが気になって。だったら自分でやりたいと思ったんです。

 

※2(倅)セガレ…農家を継がずに東京で働く農家の息子(セガレ)や娘(セガール)がたまたま始めたプロジェクト。都内のインテリアショップやカフェの店前で実家の食品を販売している。http://www.segare.jp/ 

 

———GLYを始めるきっかけとは?(その2)

 

それともう一つ理由があります。当時、実家の母親が「お風呂が寒くて段差が危ないから改装して快適にしたい」と言っていました。それとは別に既に結婚をしていた旧来からの親友が少し旦那と上手く言ってないっていう話を電話で聞いていた。私はそれらを「うんうん」って聞きながら、なんとかしたいと思うじゃないですか。でもあんまり立ち入れないし、東京からではどうにも出来ない訳です。でもそういう大事な人たちに何かしたいって思うけれど何も出来ないな…と悶々するより、何かするべきじゃないかって思っていて。 そこで、何すればいいんだろうなぁと思った時に、実家の父親や母親は「改装には2~300万かかる」「景気が悪い」と話をしていて、親友夫婦も「お金がない」と言っていてそれも仲の悪い原因ではないかと思ったんです。だからといって、私がポンと2~300万用意できる訳ではない。そこで考えたのが「自分がそのお金を用意することなく、私が何か行動を起こすことで、お金が入っていき、巡り巡って実家のお風呂が改装できたよ」となれば親孝行になるんじゃないかと思ったんです。だから自分たちの手で、山形ブランドを向上させて、それが大切な人たちに巡り回ってほしいと思って、GLYの活動を始めたいと思いました。   それをやまのべ会の席で提案しました。みんないつも親大切とか、地元大切とか、地元好きって言ってる人たちだったのでこの感覚には共感してくれると思ったんです。だから「GLY一緒にやらない?」って、その場の思いつきで名前も決めて言ってみたら、みんな私に出来ることが有れば手伝うよ、という話に至りました。これがGLY結成の瞬間です。


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山形県出身 / Girls Loves Yamagata代表”

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