はじめました、地域活性化!~リビラビ!代表 岡本さん ~http://magazine.faavo.jp/archives/1502
取材して頂いたのは、FAAVO宮崎(ファーボ)というプロジェクトの皆様。
読み方も何とも可愛いこのファーボ。フォントも丸みを帯びていて、とっても親しみの持てる感じです。
私への取材記事はこちらからご覧頂けます。お手隙のときにご覧下されば幸いです。
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最近よく目にするようになったCAMPFIREや、REAFY FOR?などのクラウドファンディング。
すごく簡単にいうと、FAVVOはその「地域特化型クラウドファンディング」ということでしょうか。
当該HPからその説明を引用すると、「あなたのお気に入りの街の“地域を盛り上げるプロジェクト”を、遠くにいながら支援/応援できる新しい地域貢献のためのプラットフォーム」とあります。
我々リビラビ!の調査によると、神奈川、埼玉、千葉、東京を指す東京圏には約950万人の地方出身者がいます。
彼らの中には、「東京に住んでいるけど、気になるのは地元のこと。テレビを見ていて、地元の地名が聞こえるとついつい見てしまったり、懐かしい気持ちになったり、時折寂しい気持ちになったりだってするんだよな」って人いると思うんです。
さらに、気持ちがすすめば「東京に住んでいるけど、なぜか身が入らない。同じ時間を費やして自分の力を発揮するんだったら、地元のために力を発揮することができたらなぁ」と思う方だっているかもしれません。
そういった場合に、微々たる力でも地元の活動家を支援することが出来たら…。それを実現するのが、「地域特化型クラウドファンディング」だと思います。
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「ふるさと納税」というのもあります。(こちらのサイトがとっても分かり易いので紹介します。早わかり「ふるさと納税」)
要は、新たに税を納めるものではなく、ふるさと(自分が貢献したいと思う都道府県・市区町村)への寄付金のことで、個人が2,000円を超える寄付を行ったときに、住民税(5,000円を超える部分)と所得税(2,000円を超える部分)から一定の控除を受けることができるというものです。これだって立派な地元支援だし、とっても考えられた方法だと思います。
ただし、そのお金がどのように、誰に使われているのかは、あとの事業報告を見るまで不明なんです。
その「ふるさと納税」と「地域特化型クラウドファンディング」が決定的に違うのは、一つ。「誰が」「どんな気持ちで」「何をするのか」がはっきりわかるということ。
そして、一般的な「クラウドファンディング」と「地域特化型クラウドファンディング」が違うのは支援額が比較的安価だということです。これはやはり都市部と地方部の物価の差が影響しているようで、地方では活動費も少し安く済むようです。それは言い換えると、都市部に住まう人々の本当に少しの気持ちでも。充分に大きな効果を生む可能性があります。
それより何より、地方で何かを起こそうとする人たちには、その活動を続けて行こうとする人には応援者がいることが重要だと思うんです。誰だって、支援者が居なければ、誰のためになんでやっているか、心に迷いが生じるというもの。それが金額や支援者の数として可視化されるFAVVOのサイトでは、何よりも活動家たちのその悩みを払拭してくれる可能性を秘めていると思います。
さて、いかがでしょうか。少し興味が湧きますでしょうか。
まずは、自分の地元のサイトが出てくるのを楽しみに待ちましょう!
きっと、今までに無い気持ちで、その活動家たちを支援したくなる気持ち=地元への愛着心に気付くのだと思います。
今後の展開が楽しみです。
<writer:岡本 篤佳>